
調理営業などのケータリングカーは、保健所の許可がないと営業ができません。
車両を購入する前に、販売する商材のイメージをハッキリさせ、まず保健所に相談に行きましょう。
その後、許可基準に添った設備の車両を購入し、あなたのイメージに合うように内外装を改造するのがベスト。
取扱商品によっては営業許可が出ないこともありますので、じっくり考えてから購入を決断しましょう。
移動販売を行うには、何をおいても保健所の許可が必要です。許可がでる車両に改造するため、まずは保健所に相談に行きましょう。都道府県により許可基準が異なるため、営業するエリア所管の保健所に行きましょう。
許可基準がわかったら、車両を探しましょう。初期費用を抑えるため、中古車を購入する方が多いようです。フォルクスワーゲンやシトロエンなど、外国製の可愛い外見のものを好む方もいらっしゃいますが、年式によっては故障した時のパーツがないなどの不便があるため要注意です。走行距離や修復歴にも気を付けましょう。納得する中古車が見付かったら、内外装を改造します。
車両の改造から販売まで請け負う移動販売車両専門の業者さんもあり、豊富な車種やデザインから選ぶことができて非常に便利です。予算の相談にも応じてくれ、保健所の基準にも詳しい経験豊富な業者さんもいます。その分、費用は高めですが、余裕があれば利用してみると良いでしょう。
経費をできるだけおさえたいなら、自分でできるところは自分でやりたいところ。ベテランオーナーの中には、ほとんど自分でやってしまったという方もいらっしゃいます。フード系移動販売の場合、ホームセンターなどで手に入らない設備などもあり、DIYが得意だとしても簡単には作れないのが実情です。不器用な人がムリをすると見栄えの悪いものが仕上がりますので、ムリをせず、安くお願いできる業者さんを探しましょう。
無駄ができないように適切な量を安定して仕入れることがコツです。事前の原価計算は当然ですが、営業しながらも常に見直す目を持っていたいものです。信頼できる個人商店さんと付き合いができれば何かと融通をきかせてもらえるでしょうし、インターネットを通じて安価で良質のものを探すのもよいでしょう。
移動販売では、下ごしらえ済みの食品を、車内で加熱や盛り付けする程度の調理に限られます。そのため、別途仕込み場所が必要となります。仕込み場所は車両以外の場所なら、どこでもいいというワケではありません(自宅の台所はNG)適切な仕込み場所は、通常使用する台所ではなく、完全に仕込み専用として区切られ、かつ飲食店と同じ基準の営業許可が適用される場所のみです。やはり衛生管理の面がありますので、基準は厳しいです。そのようなことから、自宅で仕込みをする方は少なく、知り合いの飲食店などと契約し、厨房を仕込み場所として使わせてもらっているオーナーさんもいらっしゃいます。もし食中毒などが発生すれば、仕込み場所を使わせてもらっている店舗にも迷惑を掛けることになってしまうため。傷みやすい食材を避けるようにしたり、車内での調理はもちろん、仕込み段階でも衛生面には充分な注意が必要です。
一般的に、ケータリングカーでの販売に向いているのは、定番ながらオリジナリティがあり、競合が少ないメニューです。片手で食ることができるなど、お手軽かつ非日常性がある商品なら、なお良いでしょう。
フード系の移動販売で効果的なのは、貪欲な女性の支持を得ることです。口コミでお客様を呼び、人気を集める可能性が高まります。女性は見た目がきれいなものを好みます。おいしさが第一なのは言うまでもありませんが、センスが感じられない外見、盛り付けやパッケージの店には足が向かないものです。なるべく女性の意見を取り入れ、可愛い感じの外観・料理になるよう、工夫が必要です。また、食べ物の安全性にとても敏感です。食材の産地や安全性をアピールすることで、安心して食べることができるという安心感が生まれます。
適正な価格を設定するには、出店を考えている場所に足を運び、周囲の店舗やケータリングカーの販売価格を前もってリサーチしてみることです。原価から適正価格を設定することはもちろん必要ですが、出店場所にそぐわない高価格をつけたりすると、せっかくの商品の売れ行きに響いてしまうおそれがあります。また、どこでも一律に価格を固定するのではなく、販売場所やイベントによって値段を変えることも念頭に置くと良いでしょう。特別な商品として限定数での販売も面白いかもしれません。




